グーグルアドセンスのサイトを開くと要注意として書かれている『ads.txtファイルが含まれていないサイト』の問題ですが、いろいろ調べて対応してみたけど結局反映されない!という人もいると思います。
ads.txtファイルの問題を解決するには、使用しているサーバーによって方法が変わります。
厳密に言えば、どのサーバーであってもやることは同じなのですが、知識がない初心者の方からすれば全く別物のように思えてくると思います。
「検索して調べて対応してみたけど、何で自分のは同じようにならないんだろう・・・」
他の解説されているサイトを見ても、事細かに説明できていなかったり、初心者の方でも分かる書き方がされていなかったりなど、痒いところに手が届かないサイトが多い・・・
そのように感じている人も多いと思いますので、この記事ではads.txtファイルをサーバーにアップロードしても反映さえない原因について解説したいと思います。
特に、下記の条件に当てはまる人。
- wpXサーバーを使っている
- TeraPadでads.txtファイルを作成した
このような方は、特に参考にしていただきたいと思います。
※エックスサーバーを使っているという人は、下記の記事で対応手順を解説しています。
【グーグルアドセンスのエラー「ads.txtファイルが含まれていないサイト」の対処方法は?】
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ads.txtファイルをwpXサーバーにアップしても反映されない原因は?
ads.txtファイルのアップロードがうまく反映されないという場合は、次の3つを確認してみてください。
- ads.txtファイルに余計なスペースが入っていないか?
- TeraPadでads.txtファイルを作成した場合の文字コードを確認
- wpXサーバーのFTPアカウント設定
1つずつ解説していきますね!
ads.txtファイルに余計なスペースが入っている
ads.txtファイルを作成するときに、いろいろなサイトで調べて『google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0』というコードをメモ帳やTeraPadなどにコピペをした人も多いと思います。
その上で、アドセンスサイトを開き【アカウント】をクリックして自分のサイト運営者IDをコピペされたと思います。
このコピペをしたときに、余計なスペースが入ってしまっている可能性があるかもしれません。
こういったコードなどをコピペする際に、半角のスペースが入ってしまうこともよくあり、半角なので気付きにくかったりします。
ads.txtファイルがアップロードできないという人は、コードに余計なスペースが入ってしまっていないかもう一度確認されてみて下さい。
TeraPadでads.txtファイルを作成した場合の文字コードに問題がある
ads.txtファイルを作成する場合にTerapadを使用された方は、文字コードに問題があるかもしれません。
Windowsのメモ帳であれば、名前を付けて保存するするときに【UTF-8】という文字コードで保存をします。
これがTerapadの場合ですと、同じ【UTF-8】の文字コードでもうまく反映されない場合もあります。
Terapadでads.txtコードを作成する場合は【UTF-8N】の文字コードで保存されてみて下さい。
名前を付けて保存をする前に、下記の手順で文字コードを変更します。
[表示]⇒[オプション]の順番にクリック。
[文字コード]のタブをクリック。
[初期文字コード]を【UTF-8N】に変更。
最後に[OK]をクリック。
この作業をしてから、名前を付けて保存(ads.txt)をすると、【UTF-8N】の文字コードで保存できます。
Terapadでads.txtコードを作成しても、うまく反映されなかった人は文字コードを変えて再度設定しなおしてみて下さい。
wpXサーバーのFTPアカウント設定ができていない
wpXサーバーのFTPアカウント設定がうまくできていないかもしれません。
wpXサーバー(公式HP)より、wpXサーバーにログインします。
管理パネルの左サイドバーにある[WordPress設定]⇒[FTPアカウント設定]の横にある[設定]ボタンをクリックします。
すると、下記の画面が表示されます。
FTPアカウント設定を変更したいので[設定変更]をクリックして変更していきましょう!
注※私は海外からアクセスしているため国外IPアドレス制限がOFFになっていますが、日本にお住まいの方はONになっていると思います。
①利用設定の[ON]にチェックが入っているか確認してください。
②FTP接続先フォルダ変更オプションの全てのファイル・フォルダにアクセスするにチェックが入っているか確認してください。
③国外IPからのアクセス制限は日本にお住まいであればチェックを入れておきましょう。
※海外にお住まいの方はチェックを外しておきましょう。
3箇所の確認(変更)が終わったら[設定変更(確認)]をクリックして完了です。
- ads.txtファイルに余計なスペースが入っていないか?
- TeraPadでads.txtファイルを作成した場合の文字コードを確認
- wpXサーバーのFTPアカウント設定
この3項目を確認・変更した上で再度、ads.txtファイルをアップロードされてみて下さい。
ads.txtファイルが設定できているか確認する方法
設定後、すぐには反映されないためアドセンスサイトのエラー表示が消えていないかもしれません。
うまく設定できているか確認するには、サイトアドレスにads.txtと入力して実際に検索してみることで確認することができます。
https://自分のブログアドレス/ads.txt
⇑これでグーグルクロームやYahooなどで検索してみて下さい。
設定ができていれば、下記のように設定したads.txtのコードが表示されますので確認してみて下さい。
まとめ
wpXサーバーの場合、ads.txtファイルの設定を調べながらやってみても上手くいかないという人が多いようです。
いろいろなサイトで設定方法を解説されていますが、事細かに説明されている初心者向けのサイトはあまりありません。
ちょっとした部分で設定できなかったりしますので、『なぜ自分だけうまくいかないのだろう?』と思ってしまうかもしれませんが、そこまで説明されているサイトが少ないからうまくいかないのです。
この記事を読んで設定したけどうまくいかなかったんだけど…という人は、ご連絡いただければと思います!
一緒に解決していきましょう!